すずこうだより2024 9月号 酒・米NO・273 令和6年
すずこうだより2024
9月号 酒・米NO・273 令和6年
暑くて長い夏も終わり、残暑は厳しいですが朝晩は少しずつ
秋に向かっています。今年は各地でゲリラ豪雨が多く発生し
て被害をもたらせました。都心のエリアでも浸水する被害が
あり地下にも水が入り、機能がマヒする事態に見舞われて騒
然となっていました。下水処理の限界を超えてしまうとマン
フォールの蓋が吹き飛び、水柱が立っている映像を見るとぞ
っとしました。今回はケガ人がいなかったようで不幸中の幸
いでした。今月、来月と台風シーズンですので気の抜けない
日々が続きます。夏の高校野球も100回の記念大会にふさ
わしい、僅差の勝負の試合が多かったように感じました。特
に今大会より高反発のバットの使用の禁止によりホームラン
数の減少により、つなぐ野球になり守備の見せ場が輝いてい
ました。公立高校の大社(島根)の活躍は、見ている人を楽
しませてくれたと思います。自民党の総裁選が27日に行わ
るようですが、国民のほとんどの人はあまり関心が無いよう
に思います。これだけ世の中をおかしくしたのは間違いなく
自民党ですので国民も目覚める時期に来ています。テレビで
は騒いでいますが、特に若者には関心がありません。メジャ
ーリーグでは大谷翔平選手がこれまで6人しかいないいない
40―40を達成して、前人未到の50―50に期待が掛か
っています。9月の終わりごろには達成されているかも知れ
ません。今年は久しぶりに秋刀魚の豊漁のニュースがながれ
ていました。ここ数年は漁獲量の減少で高値になっていた庶
民の味方の秋刀魚ですが、今年はたくさん食べられそうな感
じです。脂の乗った塩焼きは、日本人とっては最高の秋の旬
の食材の一つですので、新米との組み合わせが楽しみです。
各地の秋刀魚、祭りも開催するところが今年は多いようです。
酒屋の雑学127
駆けつけ三杯の意味
昔は、酒宴に遅れた来た人に対し「さあ、まずは駆けつけ
三杯」と、酒を三杯飲まされるという風潮がありました。
確かにシラフの人が入ってくると場が盛り下がるため、酔っ
ぱらわせて、早くみんなの酔いに追いつけという意味がある
そうです。本当の駆けつけ三杯の意味をご存じでか?
昔の本膳に乗っ取った、しきたりによる、たんとした根拠が
あります。昔は客をもてなす時に一献(いっこん)と言って
一膳ごとに酒を三杯すすめたんだそうです。これを三セット
繰り返すのが正式な酒宴の作法とされ式三献(しきさんこん)
と呼ばれました。そのため、あなたは遅れてきたので、まずは
一献目分のお酒三杯を飲んで下さいねという意味があるようで
す。昭和の時代は遅れて行くと当たり前のように上司から言わ
れた覚えがあります。令和ではパワハラに当たってしまいます。
裏のオリンピック
パリ・オリンピックも閉幕して日本選手も活躍をされて多く
の選手がメダルを獲得することが出来ました。その裏で日本
発祥のメーカーも選手と同じでメーカー同士の戦いがありま
す。また、オリンピックはメーカーにとっては絶好の発表の
場にもなります。世界のトップアスリートが身に着けてもら
えればアピールにもなります。世界のメーカーの戦いの場で
もあります。ヨーロッパ、アメリカ、日本の戦いが裏で行わ
れています。その時代の流行などもあります。水着でいえば
スピード社が開発したレーザー・レーザーほとんどの選手が
身に着けていました。高速水着として一躍脚光をあびました。
そして世界記録も数多く更新されました。ウエットスーツの
ように水を通さないラバー素材やフィルムパネルのように貼
り付けたものでした。このような水着は空気をため込んで、
浮力が発生すると考えられて、使用が禁止となって行きまし
た。国産メーカーではミズノとアシックス多くのスポーツ用
具からウェアを製造しています。そしてトップアスリートと
と二人三脚でより優れた商品を開発しています。今大会でも
多くのメダルを獲得した柔道、体操はミズノのウェアを着用
しています。レスリング、バレーボールはウェアからシュー
ズまでアシックスです。バレーボール男子は黄色の蛍光色の
シューズが特に目立っていました。それを見ているバレーボ
ールをやっている学生があこがれてこのモデルを購入します。
アスリートが使っているモデルを使用すると、何か上手くな
った気分になりテンションが上がります。これも狙いの一つ
です。三つの会社が一緒になって現在のアシックスがありま
す。現在も復活されてオニズカタイガーのブランドは残って
います。昭和の時代と違い1ランク上のブランドになってい
るようです。昔からの根強いファンが付いているようです。
アシックスはマラソンのシューズで輝かしい時代がありま
した。うす底のシューズで世界を席巻していた時は、多く
の選手がシューズを履いていました。そしてナイキが厚底
のシューズで世界記録を連発するようになり、流れが一気
に変わってしまいました。そして今回のオリンピックで巻
き返しを図ろうと日本女子の日本記録保持者の前田穂南選
手が、厚底の新作のシューズでパリを駆け抜ける予定でし
たが、疲労骨折で出場することが出来ませんでした。残念
でしたが2位に入ったエチオピアのアセファ選手がアシッ
クスの厚底シューズを履いていたようです。優勝すればも
っとシューズも注目をされたことでしょう。でもケニア勢
の二人がレースを途中まで引っ張っていたので、世界への
アピールはできたことでしょう。4年後の戦いがサポート
の世界でもすでに始まっています。ナイキの厚底を抑えて
シェア奪回になるかです。日本の技術力を期待したいです。
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