すずこうだより2023 9月号 酒・米NO・261 令和5年

すずこうだより2023

月号 酒・米NO・261 令和5年

残暑が厳しいですが、少しずつ秋の味覚が出回り始めてきて

美味しいものが続々と出てくる季節です。サンマの漁獲量が

激減して価格が高騰してしまって庶民の味方ではなくなりつ

つあります。サバも不漁で一部の商品を休売するメーカーも

出ています。今年の夏は暑すぎて植物も育たなく途中でダメ

になってしまうものも多かったようです。キノコ類も天然物

には影響があるかも知れません。松茸も凄い価格になってし

まう恐れもあります。今年はスポーツの世界大会がたくさん

開催される年でもあります。先陣をきって行われた女子サッ

カーは惜しくも予選を1位で通過をしましたが決勝リーグの

初戦で負けてベスト16で終わってしまいました。この後に

は、バスケットボールと前大会は凄い盛り上がりを見せてく

れたラグビーが待っています。世界の壁は高いですがチーム

ワークで、一つでも多く勝ってもらいたいです。ここ数年で

高校野球の色々なことが変わりつつあります。丸刈りを止め

個人の自由にするチームも増えています。多々あるようです

が、変わって行かないと進歩が無いと思います。5回終了時

点の10分間の休憩と延長がタイブレーク制になり、球児の

負担を軽減するのが目的のよようです。高校生ですので将来

は長いですし、野球が人生の全てでは無いので良いことだと

思います。元プロ野球選手の清原選手の次男が慶応高校で出

場して甲子園が歓声に沸いていました。そして海外では大谷

さんが、今シーズンホームラン王とMVPを取るかで早くも

アメリカの野球ファンの間で盛り上がりヒィーバーしている

ようです。そして来シーズンの移籍を巡ってもシーズンオフ

も目が離せない感があります。敵地チームからのオファーが

これだけあるのも珍しいことで、認められている証拠です.

 

酒屋の雑学115

日本に初めて輸入されたウイスキーの名称

江戸が終わり明治4年、1871年に横浜のカルノー商会

という会社が日本人向けにウイスキーを輸入して、販売し

たのが最初です。そのウイスキーの名称が今では笑える名

称で猫印ウイスキーでした。当時としては相当な高級品で

あったようです。当然お金持ちしか口にすることは出来な

かったようです。まだサントリーの前身の寿屋の創業者、

鳥井信治郎氏がウイスキーを作るより以前のことです。

アイリッシュ・ウイスキーでアルコールが45度ぐらいの

が販売されていたようです。最初に口に人たちは度数が

高かったので驚いたことだと思います。江戸時代および

明治初期の日本酒は、度数が低く10度、以下でしたので

相当な衝撃があったとことでしょう。