すずこうだより20226月号 酒・米NO・246 令和4年
すずこうだより2022
6月号 酒・米NO・246 令和4年
先月は5月としては、雨の降る日が多く五月晴れの日が少な
く寒い日も多くて、ここ数年間では変な陽気の5月でした。
今月は梅雨入りをしてしまいますので、何か20日間ぐらい
損をした気分になります。知床で起きた遊覧船事故も時間が
経つにつれて会社のずさんな経営が明るみになってきました。
救命胴衣があっても水温が低い水の中に放り込まれたら長い
間の時間は体温が奪われて、助かる確率も低くなり寒い地域
では役に立たないのが現状です。利益の優先のために無線も
取り外し携帯電話だけの連絡手段であり、電波が届かないと
ころではSOSなどの連絡も取れなかったようです。利益より
人の安全を真っ先に考えるのが、経営者としての役目だと思
います。二度とこのような事故が起こらないように国も安全
管理を徹底して頂きたいものです。被害者のご冥福をお祈り
申し上げます。コロナによる規制もだいぶなくなり、観戦の
動員数や人数制限も無くなり、少しは明るい先が見え始めて
きた感じがします。2年以上に渡りコロナ騒動でストレスが
溜まりに溜まっていますので、少しずつやりたいことを初め
ていく良い機会だと思います。ただ国会議員さんの一部では
放出した税金を取り戻そうと必死に増税を考えています。給
付金や補助金などをこの2年余りで相当バラまきましたので、
それらの回収が待ち構えています。夏には参議院選挙があり
国民の答えがどう変わるかが楽しみです。参政党なども力を
付けてきていて街頭演説では凄い人を集めていますので旋風
を巻き起こすかも知れません。大谷選手はメジャーで日本人
最速の100号ホームランと日米通算150号ホームランと
今年も大活躍をみせています。もう少しでオールスターのフ
ァン投票が始まりますので2年連続での活躍が楽しみです。
酒屋の雑学101
宮崎の密造酒取り締まりの裏話
九州の宮崎市の中心部から北に1.5キロほどのところに
大島という町があります。ここは、戦時中に工業生産従事
のため移住した沖縄・奄美諸島出身者が戦後も残留し、生活
の糧を得るために大規模な密造集落を形成して当時の住民の
900戸中650戸が密造とその資材に従事していたそうです。
ここの大島で密造されてた焼酎の原料は宮崎県ないでも入手
しやすい芋焼酎で、当時流行していた粕取り焼酎に比べれば
良質だったそうです。この密造酒に押され、宮崎税務署管内
で正規の酒造業者の半分が休業に追い込まれてしまいました。
そこで、宮崎税務署は、当時一般的な25度の芋焼酎よりも
度数が低い20度焼酎の製造を勧め、密造酒との価格差を無く
して、その結果密造業者は姿を消していったようです。
宮崎県内で消費される芋焼酎のアルコール度数20度が
支流になったのは、実はこういう経緯があったようです。
サル芝居
山口県の阿武町で起きた、送金問題で4,630万円を一人の
口座に誤って振り込んでしまった事件が日本中を騒がせていま
すが、確かにネットカジノで使ってしまった容疑者は悪いと思
います。振り込んでしまった職員も悪いし、町長も最初に謝る
べきで返還してほしいのコメントばかりでした。容疑者が逮捕
されてから出金先の一つのである決算代行業者から、阿武町あ
てに3,500万円余りが返還されたと報道がありました。返
還されたのは良かったと思います。大切なお金が戻ってめでた
し、めでたしとテレビは報道をしています。その裏でコロナ予
備費の使途不明金が11兆とか12兆円とか気が遠くなる金額
が出ているのにテレビなどは報道をしません。こんな無駄遣い
をしているのにも関わらず、追及の報道すらしないメデイア。
20年度の消費税の税収の内訳がコロナ禍でも過去最高の20
兆9714億円で過去最高であったと昨年発表がありました。
消費税の半分にも及ぶ金額が、どこに使ったのかが分からない
のにはあきれ果てます。だいたいデジタルの世の中なのにそこ
だけがアナログになるのかが、まか不思議です。会社組織でし
たら経理担当が使い込んだで直ぐに詐欺罪で訴えられて逮捕に
至るケースですが、国はそれになりません。しかも金額の桁が
全然違うのにおかしな話です。ダメのマスクもどうなったのか
は分かりませんが、処分するのに莫大な費用が発生していたの
はご記憶にあることだと思います。ぞれも国民の大切な税金が
使われています。やっていることも矛盾だらけでガソリンが高
騰して国民はみんな困っているのにトリガー価格も発動しない
し消費税率を下げる訳でもなく、ガソリン補助金などで一時的
には下がりますが、上限を超えれば高騰分を補切いきれなくな
り、また価格は値上げとなります。一番良いのは消費税率を0
%にすれば国民も大喜びです。日本は消費税などを集めなく
ても大丈夫なお国です。国は国民をだまして一人当たりの借
金いくらあるなどとメデイアを使ってあおり続けてきました。
実際は専門家も社会保障をどうするかの部分ですが、消費税
を事実上の目的としている国は日本以外に見当たらないと言
います。社会保障費の財源は減税による経済成長の自然増収
や国債増発で対応できると訴えています。国の借金が増えそ
うですが、日本の負債指数はG7(先進国)でも最も高い。
一方で資産指数も最も高く断トツの1位で221%になりま
す。2位のフランスとも120%の大差があります。ちなみ
に3位はあまりかとカナダで、最下位位はイギリスの47%
になります。この数値が銀行などに聞けばどれだけ安全なの
かが分かります。コロナ禍で嘘の情報が多い世の中ですので、
今回はあまり国を批判はしたくありませんが辛口の情報を書
いてみました。一部は2021年の5月19日の東京新聞の
こちら特捜部の全国版に出ていた記事になります。
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