すずこうだより20224月号 酒・米NO・244 令和4年

すずこうだより2022

月号 酒・米NO・244 令和4年

新しく入学された方、就職をされた方はおめでとうございま

す。コロナ禍で思うように学生生活を送れなかった方も多い

と思いますが、新たな場所でのチャレンジをして頑張ってい

って下さい。やっと2が月にも及ぶまん延防止が、全面解除

になり少しずつイベントも人数制限も解除にむかっていくこ

とでしょう。東京マラソンを開催した時点で、東京は解除を

すれば良かったのにとの声がたくさん寄せられたようです。

まったくその通りだと私も思いました。あんなに選手が密に

なっているのは久しぶりに見ました(笑)そして今月から変

わるもので成人の年齢が引き下げられて、18歳からへと変更

になります。選挙権も与えられますが、正直、二十歳に自分

が初めて選挙に行ったことを思い出すと、右も左も分からず

に誰に投票をしても良いのかが分からず興味がなかった事を

思い出します。現在はテレビを見る若者が減り、YouTubeな

どの方が演説を見てもらう機会も増えそうです。そして投票

方法も変えていかないと若者は投票には行かないと思います。

これだけデジタル化が進んでいるのにいまだに紙と鉛筆での

投票は流石に遅れすぎです。高齢化も進み選挙会場まで行け

無い方も多くいますので、自宅でできるシステムに変更する

ことも大切です。先月の16日に発生した福島沖の地震の影

響で、ライフラインの復旧が遅れていますが中でも東北新幹

線の運転再開が遅れていて、20日ぐらいに全線運転の再開

の見通しのようです。お花見などの予定を立てている方はご

注意して下さい。そして東京水道局が今月より民営化になり

水質の悪化が余儀なくされています。直接、水道水を飲んで

いる方は少ないと思いますが、国は国民に知らせませんので

飲料水や食事には浄水器や市販の天然水をお使い下さい。

 

酒屋の雑学99

日本酒の吟醸酒は何時頃から造られたか?

吟醸酒は「吟味して醸された酒」という意味で造られる日本酒

です。最初に造られたのは意外にも、大正時代になります。

当時は品評会に出品するために、その蔵元が丹精込めて作った

酒のことで、市販はされていませんでした。市販されるように

なったのは、昭和に入ってからです。高精米技術の精米機がで

きてから高精白ができるようになると、一気に吟醸酒に注目が

集中します。後に協会9号酵母となる熊本の香露から分離され

たのが昭和28年。ここから、一部、吟醸酒が市販されるよう

になり、のちの地酒ブームでさらに吟醸酒が注目されるように

なったのです。最近では当たり前のように、普通に純米吟醸や

純米大吟醸が飲まれていますが、昔はなかなか口にすることは

難しかったようです。今では年に一度6月ぐらいに発売になる

品評会の出品酒で金賞を取った金賞受賞酒がそれに当たります。

 

テレビ離れ

ここ数年、様々な原因により日本人のテレビ離れが進んでい

ます。その中でも若者層のテレビ離れは激しくて10代20代

の一日当たりのテレビ視聴時間は5年間で3割以上の減少を

しています。こうした若者がこれから先も増えていきテレビ

離れによる視聴率低下が進み、広告収入を主なビジネスモデ

ルとしている放送事業者の収益は減少して、地上波放送産業

の市場規模は急激に縮小しています。その影響で長寿番組の

取り止めや、人気司会者の降板、テレビ業界を去ってしまう

人まで多くで出ています。お笑い芸人もテレビに出ない方が

稼いでいる方が多くいます。通信回線の高速化によりスマー

トフォンやタブレット端末の普及や技術革新により、人々の

余暇行動におけるインターネットの利用時間が高まりその中

でも特にソーシャルメディアの利用率高くSNSの流行でツイ

ッター、フェイスブック、インスタグラム、ティックトック

などの影響によりテレビを見る機会が激減しています。そし

子供がなりたい職業YouTubuのユーチュバー、芸人や芸能人

も最近はテレビよりこちらに力を入れる人が多いようです。

稼ぎも事務所を通さないので、利益が自分に全部入り高収入

になりテレビに出ない方も増えています。有名人が始めると

素人の人が始めるのとは違い、凄い勢いで登録者が増えてい

くのである程度の登録者になると生活には困らないと思いま

す。昭和・時代のドリフターズ全盛期では考えられないです

が、視聴率50%とかをたたき出していた時代では、土曜日

の8時には家族全員でテレビにかじりつき、全員集合を見て

週末を過ごす社会現象が日本中で起こっていました。そして

今は亡き志村けんさんの替え歌が社会問題にまでなり抗議が

殺到した時期もありました。その時代は娯楽も少なくテレビ

ゲームもなく視聴率が上がる時代だったと思います。そして

現代ではテレビを見なくても情報はネット上から入ります。

反対にテレビより早い時もあります。東日本大震災の後にも

余震の際に嫌な音で何度も夜中に起こされたのもテレビより

早く、警報が来たのは記憶に残っている方も多いと思います。

この先5年後ぐらいにはもっと見ない方が増加していくと思

われます。スポンサーもネット上での広告の方が確実にここ

数年増えていますので、テレビでCMを見ない日が来るかも知

れません。NHKも受信料の問題で色々とトラブルが絶えません

が、見ない人にとっては払う必要は無いと思うのは当然です。

ドン・キホーテで発売になったインターネット動画視聴に特化

したテレビは12月に発売して人気を得ています。NHKの受信

料を払わなくて良いとあって若者にバカ売れしている商品です。

価格も安いのもあり初回の生産分は全て完売して追加で生産を

しているほどです。スマートフォンも最近の機種はワンセグの

機能が付いていません。テレビを見る人が減っているので付け

る必要が無いとショップ店員の方も言っていました。近い将来

はテレビ局も1,2社ぐらいだけになっているかも知れません。

 

 

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