すずこうだより２０２１

８月号　酒・米ＮＯ・２３６　令和３年

今年は、関東地方は例年より早く梅雨空けをして暑い日が続

いています。昨年から比べると猛暑日が少ないだけ、ましな

ようでです。一年延期で開催を迎えた東京オリンピックです

が賛否両論があるようですが、開催に向けて準備をなされて

きた方たちとっては、大変なご苦労があったことと思います。

聖地の国立競技場の建設にあたっては、途中からデザイナー

を変えてデザイン変更をしての着工となり期間が無い中での

建て替えとなり、日本の最先端の技術で何とか間に合ったよ

うです。コロナ禍でのオリンピックですが選手たちは自分た

ちの力を出し切って、最後まで頑張っていただきたいです。

メジャーリーガーの大谷さんから目が離せない状況が続いて

います。日本人初のホームラン王も達成するかもしれません！

コロナ禍でアウト・ドアでの事故が多くなっているようです。

特に気軽に行ける標高１０００メートル前後の低い山での遭

難が増えており、蜜が避けられると、誰にも知らせずに１人

でこっそり登る経験者も少なくないようです。やはり山に入

る場合は数人で行くことをおすすめします。何かあった場合

には死に至ることもありますのでお気をつけ下さい。夢であ

った顧客を載せた世界初の宇宙旅行が成功したようです。宇

宙への滞在時間はごくわずかではありましたが、Amazon創業

者ジエフ・ペゾス氏が立ち上げた宇宙企業ブルーオリジンが

顧客１人を乗せての成功で価格は数十億するようです。夢の

話が実現できて良かったです。スロバキア製の空飛ぶ自動車

も３５分間のフライトに成功したようで販売もされる日も近

いかも知れません。バックトゥザフューチャーの世界が現実

化する日も、そう遠くないような気もします。残るはタイム

マシンで、できるかは分かりませんが、夢がふくらみます。

 

酒屋の雑学９２

世界最大級の木樽

世界最大の樽は、日本のどこのメーカーが持って

いるかと言いますと！九州の大分県臼杵市にある

フンドーキン醤油にある樽は高さ９メートル、

直径９メートル容量は５４０キロリットル入り

（１リットルで５４万本分）あり、２００８年に

世界ギネスブックの認定を受けています。

その大きさには度肝を抜かれます。

ちなみに「ブンドーキン」という社名の由来は

醤油や味噌の重さを量る際に使用した「分銅」と

創業者の小手川金次郎の「金」に由来します。

ちなみに世界一木樽醤油も限定で発売しています。

２８０ｍｌ入りで1,350円とちょっと高級です。

 

大人から子供まで

５月１９日に所沢にある西武園ゆうえんちが大規模修繕をし

て新しく生まれ変わりました。最近ではどこの遊園地も入場

者減少に歯止めが効かず閉園するところが後を絶ちません。

先日も２３区内にあった豊島園が閉園してしまい何かさみし

い感じがします。昭和の高度成長期の時代はどこの施設も賑

わいをみせていました。その昭和の時代にタイムスリップし

たような仕掛けで人気を経ているようです。入園ゲート付近

で懐かしい路面電車がお出迎えしてくれます。そして入園券

と一緒に園内で使える通貨に交換してもらえます。その紙幣

が懐かしい昔あった１００円札とか５００円札に似ているお

札で買い物ができます。ほんとに昭和の時代にタイムスリッ

プをしたような感覚におちいります。そして昭和を代表する

映画のキャラクター・巨大なゴジラとキングギドラがあり、

まるで映画の中にいるような錯覚になります。そして今回の

修繕に最も力を入れたのが夕日丘商店街。１９６０年代をイ

メージして作られたもので懐かしい街並みが圧倒的なクオリ

テイで再現されています。そして街並みがあるだけではなく

、各店舗からは威勢の良い店主の声が響き渡り、商店街全体

を舞台にした、ライブパフォーマンスが繰り広げられたりと

エンターテイメントが満ち溢れています。商店街はアーケー

ドになっていて、天候が悪くても安心できます。中には３０

店舗がありさまざまな業種が立ち並びます。その中で買い物

もできたり、食事をすることもできます。その当時の懐かし

い食べ物や飲み物に出会うことができます。フーテンの寅さ

んで出てくるバナナのたたき売りなどに出くわす場面もあり

ます。昭和の時代には当たり前にどこの公園に来ていた自転

車での紙芝居屋さんもやってきてお披露目をしてくれます。

そしてお子さんも喜びそうなのが、お米屋さんでお米を購入

すると「ポン菓子の体験」が出来ます。お米に圧力をかけて

ふんわりと膨らませた駄菓子で、独特のサクサクカント素朴

な味が懐かしいです。圧力をかけるときの大きな音が子供の

頃はビックリさせられました。それがアクセントで人が寄っ

てくる流れです。娯楽施設のにしおか遊技場では、懐かしい

ラッキーボールが楽しめます。昔はスマートボールと呼ばれ

ていてボールを入れてレバーを引いて穴の中にボールを入れ

てていき、そろえば景品がもらえた素朴な遊びです。最近で

は温泉地などにいくと復活をさせているところもあります。

商店街の入り口にある派出所も上手に再現されており、中で

もダイヤル式の黒電話が目を引きます。平成世代では掛け方

すら分からない方も多いようです。園内の案内マップも亀山

新聞で手に入れることができます。これも新聞を使っていて

園内の案内がされています。５０代から８０代ぐらいまでが

懐かしくてたまらないような感じの風景が次々と出てきます

ので興味のある方は一度、訪れることをおすすめします。

 

 

すずこう酒店

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