2月号 酒・米NO・218 令和2年
すずこうだより2020年
2月号 酒・米NO・218 令和2年
梅の開花状況が各地で少しずつ報告され今月、来月で見頃を
迎える梅の花。各地の梅園で梅まつりが開催されています。
今年の冬は各地で暖冬となり、雪が降らずに困っている場所
が各地で存在します。特にスキー場や雪まつりなどを開催す
る場所では困り果てているようです。降りすぎるのも困りま
すので何事もほどほどが良いようです。中国で発症した新型
肺炎の新型コロナウイルスの感染が広がっています。中国で
は6000人を超えて首都の北京でも初めて死者が出てしま
ったようです。感染源は野生動物が有力なようで何でも食べ
るのは危険なようです。感染しないためにインフルエンザと
同じ手洗い、うがい、マスクの使用などが防ぐ手段のようで
す。観光客が多く訪れような所は少しの間控えたほうが良さ
そうです。2003年ぐらいに感染で騒いだSARS(サーズ)
コロナウイルスも中国の広東省が起点で世界中に広がり世間
をお騒がせしました。調子が悪くなったら早めにお医者さん
に診断をしてもらうのがベストのようです。今年の桜の開花
予想が発表をされましたが、暖冬の影響もあり全国で東京が
一番早く3月21日の予想が出ています。満開は約一週間後
ですので4月になると散り始めてしまう可能性もあります。
ラグビーのワールドカップでも大活躍をしたFBの松島幸太郎
選手が今季限りで日本のプレーをやめてフランスの1部リー
グへの移籍が決まったようです。早くも2023年のフラン
スでのワールドカップに向けて、成長するためにより高いレ
ベルの強いクラブでのプレーを望んでの移籍です。日本での
プレーは見られなくなってしまいますが次回のワールドカッ
プでの活躍がとても楽しみです。ここ数年は各スポーツで海
外で活躍する選手が出ることは子供たちに夢が与えられます。
酒屋の雑学75
スクリューキャップを最初に使用したメーカー
スコッチ・ウイスキーも昔は全てコルク栓を使用
していました。ウイスキーメーカーでいち早く動
いたのがホワイトホース社でスクリューキャップ
を1926年(昭和元年)に先駆けて発売しました。
これにより、飛躍的に売り上げを伸ばしていきます。
今ではスクリューキャップが当たり前に使われてい
ますが当時としては画期的だったようです。日本で
は量り売りが真っ最中の時代です。ちなみにホワイ
トホースは1908年に英国王室御用達に任命され
ています。今では日本でもメジャーに飲めるウイス
キーになりました。
衣料の廃棄ロス
世界では着るものが無くて未だに困っている地域も存在して
います。一方で世界中の新品の衣服が廃棄になっています。
日本はどうかといいますとおよそ15億着の服が廃棄になっ
ています。当然、問題も起こっています。ブランド物の服は
イメージや価格を維持するために特売などは行わずに余った
物は廃棄にするのが多いようです。廃棄するにも裁断をして
細かくされて最後は焼却されて灰になります。それが世界中
で行われれば、地球の温暖化にも影響を与えます。なぜこれ
ほどの廃棄が出るのかというと、年間で約倍の30億着が生
産されているようです。そのおよそ半分が売れ残る計算にな
ります。この冬のように暖冬だと、ダウンやセーターなどの
販売はどうしても落ち込みます。もともと売り切れを出さな
いように、アパレルメーカーは多めに発注を行うようです。
そこで生産者は大量のストックを抱えてしまい負のスパイラ
ルが起こってしまいます。更に百貨店などからの返品も来て
生産者は大変になって在庫の山が発生してしまいます。場所
も取りますし処分するにもお金が掛かりますので頭が痛い問
題でした。そこに服に特化した買取り業者が大阪のベンチャ
ー企業のショーイチが誕生をして流れが変わってきています。
もと値は定価が1万円とかで販売されている服を7割引とか
8割引で販売をして売れなければ最終的には100円で売っ
て廃棄を無くす方法で売り上げを伸ばしています。ネットの
通販と実店舗を10店ほど展開しており、年間で1000万
枚以上販売をしています。近くでは新小岩と錦糸町の丸井に
店舗があります。主にレディース専門の店舗になります。自
分に合うサイズや好みが見つかればラッキーだと思います。
店舗名は(Colors)カラーズになります。男性用は現段階で
はネット通販しかないようです。ネックなのは服の場合は着
てみないとサイズが合わない場合がありますので難しいのも
あります。何の商売でもそうですが在庫を抱えるのは大変な
苦労があります。最近のスーツなどもコストを抑えてオーダ
ーメイドも同じスーツを何着も起く必要がない分、価格を抑
えて販売ができると人気を得ているようです。今現在の日本
のアパレルのやり方だと在庫や売れ残りが出るのはしょうが
なく、これから先も無くなることはないのでリサイクルビジ
ネスは変化をしながら発展していくことでしょう。食品でも
堂々と賞味期限切れの商品を扱うお店も出てきていますので、
モノ余りをどう生かすかが消費者から受け入れられていけば、
市場は拡大して廃棄が少しでも減っていく世の中に変わって
行くことでしょう。
すずこう酒店
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