酒屋の雑学65「国酒を提案した日本の総理大臣」
それまでの国家行事などでは宴会はシャンパンなどで乾杯をしていました。
しかし「国酒である日本で乾杯すべき!」と提案したのが、1980年当時の総理大臣が国酒の日本酒で乾杯を発言し、それをきっかけに「国酒」という名称が出てきましまた。しかし当時は国酒の定義が決まっておらず、何を持って国酒とするかを決める必要がありました。
そこで2010年に日本酒造組合中央会は「国酒」を商標登録し清酒・泡盛・焼酎・合成清酒・みりんを国酒と定めることにしたのです。
そしてここ最近では「国産ワイン」も仲間入りをしてきているようです。
どれも企業の努力によって、世界の舞台に出ても恥じない味わいになってきています。